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アメリカの市民ランナーと連続走で勝負?

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こんにちは、ダメっ子のぴぴおです。

このブログにたどり着いたランナーの皆さんで、毎日休まずに走り続ける「連続走」に挑戦したことがある人はどれくらいいるだろうか。

僕はあるとき、ブロガーとして有名な立花岳士さんが5年近く毎日走っているという話を聞いた(結局、2000日まで続けたらしい)。そこで自分の練習日誌を振り返ってみていたら、100日近く休まずに走っていることが分かった。じゃあ、これがどこまで伸ばせるか挑戦してみようじゃないの、と思って、それからも休まずに走り続けることにした。

ちょうどそのころ、2015年1月1日付のWall Street Journalで、フロリダの海岸を40年くらい毎日走り続けているRaven(カラス)という愛称のランナーの話を読んだ。そしてその記事の中で、アメリカにはUnited States Running Streak Association(USRSA)という団体があることも知った。365日連続で1マイル以上走ると、その団体にStreak Runnerとして認定されるらしい。USRSAは米国人だけが対象なのだが、その姉妹団体として、米国以外のランナーを受け入れるStreak Runner International(SRI)という組織がある。こちらも運営している人は同じで、入会のルールは同じ。

じゃ、この団体に登録させてもらうじゃないの!と決意を固め、雨の日も、雪の日も、台風の日も、二日酔いの日も休まずに走り、365日連続走を達成。ネットを通じてSRIに申請して、登録してもらった。日本に住むランナーで登録されたのは僕で2人目だった。

ちなみにstreakという単語にはいろんな意味があるが、ここではもちろん「連続」という意味で使われている。ダメっ子がアメリカにいたときは、新聞に掲載されたメジャーリーグの勝敗表でよく見かけた。連勝または連敗の数がStreakの欄に示されるのだ。ちなみに全裸で走る「ストリーキング」も同じ単語(笑)

アメリカのUSRSAと米国以外のSRIの登録メンバーの数を見ると、USRSAの方が圧倒的に多い。団体の認知度の違いというのもあるだろうが、そもそも、何千日も連続で走っている人が何百人もいるというのは、日本ではちょっと考えられない。今日(2019年12月10日)、USRSAのサイトを見たところ、1000日以上走っている人が1000人以上いた。

FacebookのUSRSA/SRIのグループにも登録したりするうちに分かったのだが、アメリカ人は連続走が好きなのだ。アメリカには日本でいう「ランナーズ」と同じように、多くのランナーが読んでいるRunner’s Worldという雑誌がある。この雑誌が毎年2回、メモリアルデー(5月最終月曜)から独立記念日(7月4日)までと、サンクスギビングデー(11月最後の木曜日)から元旦までの期間、毎日走ってみよう、と読者に呼びかけているのだ(ちなみに、Runner’s Worldのウェブサイトで”run streak”をキーワードに検索をかけると、記事がたくさん出てくる)。ランナーズの「オクトーバーラン」に似ている感じかもしれない。

Runner’s Worldのウェブサイトでrun streakをキーワードに検索をかけた画面

そう考えると、日本人の市民ランナーが月間走行距離を一生懸命伸ばそうとするのと、アメリカ人のランナーが連続走の日数を伸ばそうとするのは、同じようなことに思える。

Runner’s Worldで呼びかけている連続走の期間は1ヵ月少々だが、これをきっかけに連続走を始め、1年、2年と日数を伸ばしていく人も多いようだ。FacebookのUSRSA/SRIのグループページで、特定の日に節目の日数(365日とか、500日とか、1000日とか)に達する人が集中するのはそのためだと思われる。

日本の市民ランナーの間で主流の指標である月間走行距離に注目するのもいいが、連続走の日数を伸ばして米国の市民ランナーに挑戦するのも楽しいかもよ!

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