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原因不明の体力低下に悩まされているランナーはいませんか

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こんにちは、ぴぴおです。

自己ベストを目指して一生懸命走っていたら、何だか疲れが抜けなくなって、いつの間にかスタミナが著しく低下している――そんな悩みを抱えているランナーはいませんか。

僕は、これまでに2回、そのような症状になったことがあります。

1度目は2017年の3月頃のことです。

当時はサブスリーを目指しつつ、休みを入れずに毎日走る連続走にも挑戦していました。

3月には本命のフルマラソンのレースがありましたが、2016年9月に起こした肉離れがレース1週間前に再発し、欠場を余儀なくされました。

4月にもレースがあったので、そこでのサブスリー達成に向けて調整を続けましたが、ケガが治らず記録への挑戦が難しいと分かると気が抜けたのか、一気に体力が低下してしまいました。

それまではいつもの早朝練習で11、2キロ走る際、2、3キロ走ると調子が出てきて、最後まで徐々にペースが上がっていきました。

しかし体力が低下してからは、2、3キロ走ると調子が出るどころか著しく疲れてしまうようになりました。

体の痛みもあり、記録向上を目指すには休む方が得策だと判断し、連続走は1000日を少し超えたところで打ち切り、6月からはリハビリに徹しました。

しかし走るのをやめて1ヵ月経っても体調は上向かず、逆に歩いていると目まいがしたり、手がしびれたりするようになりました。体の痛みも走っていた時よりもはるかに強くなり、特に鼠径部には激痛が走り、一時は寝返りさえ打てなくなりました。

これは何かおかしいと思い、いろいろな医療機関で診察を受けましたが、内科では血液検査、心電図検査、胸部X線検査のいずれでも異常は見つかりませんでした。

体力がなくなったことを仲間のランナーや医師に相談すると、「練習を休んでいたから仕方ない」あるいは「加齢で体力は落ちるものだから仕方ない」といった意見がほとんどでした。

しかし、休養や加齢で体力が落ちるのとは落ち方が違うというのは自分でよく分かります。そもそも体力が落ち始めたときは、運動を休んでいたわけではありませんでした。

そこでネットなどでリサーチしたところ、自分の症状は「オーバートレーニング症候群」なのではないかと思うようになりました。幸い、診断ができる医療機関が比較的近所にあったので検査を受けたところ、やはりその可能性が高いということでした。

オーバートレーニング症候群というのは、聞き慣れない人が多いと思います。これは、トレーニングのやり過ぎで、休んでも体力が回復しなくなってしまった状態を指します。

オーバートレーニング症候群になると、以下のような症状が見られるそうです。

オーバートレーニング症候群の程度と症状

軽 症 日常生活では症状はなく,ジョギング程度でもなんでもないが,スピードが上がるとついていけない(パフォーマンスの低下)
中等症 ジョギング程度の軽いトレーニングでもややつらく,日常生活でも症状がある。日常生活の症状としては,疲労感,立ちくらみが主だが,まれに胸痛,下痢などの身体症状もみられる
重 症 ジョギング程度でもつらくほとんどトレーニングはできない状態で,日常生活での疲労症状が強い。不眠が必発で心理テストで抑うつ状態がみられる

(上記の表は長崎内科クリニックのウェブサイトから転載しました)

僕の場合、ジョギングがつらい、立ちくらみがする、下痢気味、心理テストで抑鬱状態が見られる、という症状があったので、中等症以上の程度だったと考えられます。

ちなみにガーミンで計測した推定VO2Maxの値は、2016年5月から2017年3月にかけて主に57~59 ml/kg/minの範囲で推移してきましたが、4月以降は42~46に低下しました。

一説によると、普通の人の場合、VO2Maxは25歳以降、1年で1%ずつ低下していくそうです。僕の場合、上記の通常時と不調時の平均を取ると、58から44に低下したので、24%の低下となります。毎年1%低下した場合、22年かかる落ち幅です。

絶望的でしたが、ストレッチ、体幹トレーニング、自転車、超低速ジョグ、ウエイトトレーニングなどを地道に、そして段階的に積み重ねていった結果、2018年3月には3時間9分台で走れるところまで体力が回復しました(ベストは3時間4分台)。

これで体調が戻ってきたので、これからまた自己ベスト更新やサブスリーを目指すことができると思っていました。

しかし2018年の後半は体力の回復がそれ以上進まず、2019年に入ると再び体調を崩してしまいました。

2度目の体力低下です。

今度も前回ほど深刻な症状ではないものの、やはり2、3キロ走ると疲れてしまいます。加えて、仕事のときの集中力も持続しません。不安になったので、また血液検査を受けてみることにしました。

前回は異常が見られなかったのですが、今回は男性ホルモンの値が著しく低下していることが判明しました。

男性更年期障害が体力低下の原因だという診断です。

持久力系の運動を過度に繰り返している40代後半以降の男性が特になりやすいそうです。

この症状については、現在もまだ治療中です。

この2度の体力低下は、何が原因で、どういう仕組みで起こったのしょうか。

回復するには何をしたらよいのでしょうか。

予防するにはどうすればよいのでしょうか。

このブログでは、これらの疑問に答えを見出し、再びマラソンの自己ベスト更新を目指すために調べたことや試したことを報告していこうと思います。

同じ悩みを持っているランナーの皆さん、諦めずにともに頑張りましょう!!

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