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ガーミンの心拍計は胸ベルト式が絶対お勧め

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こんにちは、ぴぴおです。

最近のランナーはGPSウォッチを使っている人が多い。僕もその一人だ。

GPSウォッチには心拍計(ハートレート・モニター)の機能が付いたものがある。心拍計には、時計本体とは別に胸にベルトで装着するタイプのものと、時計本体の裏面にセンサーが付いていて手首で計測するタイプのものがある。

最近の主流は手首で計測するタイプ。

手首にライトを当ててセンサーで血流を視覚的に捉えて心拍数(脈拍)を測定する仕組みなので光学式とも呼ばれる。

これは、従来の胸ベルト式と異なり、装着に手間がかからない。胸ベルト式は、心臓の微弱な電気信号をセンサーで感知し、そのデータを時計本体にワイヤレスで飛ばす仕組みなのだが、乾燥していると電気信号を読み取りにくいので、装着前にセンサー部分を水で濡らす必要がある。夏場はこの手間をかけなくても測定できるが、冬は水をかけても、体が温まって汗をかいてくるまでうまく測定できないことが多い(しかも寒い冬に濡れたセンサーを胸に当てるのは少し辛い)。その点、光学式は普通に腕時計をするだけなので楽だ。

それに腕時計として一日中着けていられるので、運動していないときの心拍数をモニタリングすることもできる。最新型の製品は、この特性を活かし、ライフログを取る機能が充実している。

それでも、僕は胸ベルト式の心拍計を利用している。光学心拍計が付いているGarmin ForeAthlete 235Jを持っているのに、だ。その理由を説明しよう。

1. 精度が高い

最大の理由は、胸ベルト式の方が精度が高いからだ。光学式は、心拍数の急上昇をうまく捕捉できないことが多い。したがって、5キロのレースやインターバルなどで一気に心拍数が上がる局面では正確な心拍数が計測されていない可能性が高い。

胸ベルト式の精度にも問題はある。上述のように、冬場は走り始めの心拍数が正確に測定できないことが多いのだ(異常に高い数値が出る)。

しかし、これについては解決策がある。健康診断で心電図を取るときに電気が通りやすくするために塗るジェルを使えばいいのだ。しかし、わざわざそのためにジェルを買うのは面倒だし、もったいない。代わりに保湿クリームの類を胸に塗るとうまくいく。僕は、うちに置いてあって使わずに使用期限切れになったオロナインH軟膏を使っている。

胸ベルト式ではライフログは取れないが、そもそも僕がなぜ心拍数を調べようとしているかと言えば、運動の強度を知りたいからなので、運動の時だけ正確に測ってくれるのと、一日中不正確に測ってくれるのとでは、前者の方がありがたい。

光学式だと、精度が低いので運動の負荷が狙った強度になっているのか分からない。これはそもそも、心拍計など使わなくても体感で分かるのが、体感に頼ると、特に調子が良いときなどは、よほど注意していないと、ついつい狙い以上に強い負荷になるまで追い込んでしまう。

また、練習を重ねていくうちに、同じペースで走ったときの心拍数がどう変化するかをモニターしていくと、練習の効果を客観的に把握することができる。心拍数が下がっていけば、練習が効果を発揮しているということだし、心拍数が上がっていけば、練習や生活に問題があり、体調が崩れているということになる。

2. 故障しにくい

光学心拍計は、しばらく使っていると、計測される心拍数の変動が極端に小さくなってくる傾向があるようだ。僕のGarmin ForeAthlete 235Jでは、キロ6分半のペースで走っても4分半のペースで走っても心拍数が140くらいになってしまう(実際の心拍数は、キロ6分半で130くらい、キロ4分半で170くらいだと思われる)。この症状は僕のガーミンだけで起こる異常かと思ったが、知人のガーミンでも同じことが起こっていると聞いた。

それに対して、胸ベルト式は構造がシンプルだからか、なかなか故障しない。僕が使っている心拍計は、2010年ごろに初めて買ったガーミン(Forerunner 305)に付属していたものだ。235Jを買った2016年5月から3年くらい使っていなかったものの、10年近く経ってもまだ使える(ただし着脱可能のストラップはゴムが緩んでくるので何回か買い替えた)。電源に使うボタン式の電池(CR2032)もかなり長持ちし、この9年間で交換したことは1、2回だったと思う。

このような理由から、心拍計は胸ベルト式をお勧めする。

したがって、これからガーミンを買う人で、日常の心拍数よりも運動時の心拍数の計測に関心のある人は、光学心拍計がないタイプと胸ベルト式の心拍計を購入するのが良いだろう。

もうすでに光学心拍計付のモデルを買ってしまったという人も、別売りの心拍計を購入して本体とリンクさせることもできるので大丈夫(僕はそうしている)。

ちなみにやり方は以下のとおり(Garmin ForeAthlete 235Jの場合)

  1. ガーミン本体右上のランナーマークのボタン(色のついた決定ボタン)を押す
  2. 左下の下向き矢印のボタンを5回押して[設定]を表示し、決定ボタンを押す
  3. 下向き矢印ボタンを1回押して[センサー]にし、決定ボタンを押す
  4. 心拍計を実際に胸に装着する
  5. [新規追加]が表示されているので、決定ボタンを押す
  6. 下向き矢印ボタンを1回押して[心拍]にして、決定ボタンを押す
  7. 心拍計が表示されるので、決定ボタンを押す

2回目からは自動的につながる。つながらないときは、[設定]、[センサー]と選択すると、心拍計[HR-*****]が表示されるので、それを選んで[ペアリング]をしてみるとよい。

ちなみに僕が使っている心拍計は、下記2製品のうち下の方。上の方が新しいモデルだが、下の方は交換ベルトの値段が安いところがよい。



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