小学生のころって、遠足とか運動会とか大きなイベントがあると、カメラマンが同行してあちこちで写真を撮って、あとでその写真が販売されたよね。
ダメっ子が小学生だったときは、スナップ写真1枚60円とか70円とか、そんな値段だった気がする。
廊下に張り出された写真を見て、自分が写っている写真の番号を封筒に書いて、親にお金を払ってもらって買うの。
ダメっ子は目立たない子だったので、いつも自分の写真がなかなか見つからなかった。目立つ子は10枚くらい平気で写っているけど、ダメっ子はいつも2、3枚。しかもその一部は後ろ姿だったり、顔が半分しか写っていなかったりする。
あとで親に「何でこんなの注文したの?」と問われるが、そんなのも注文しないと、集合写真の他に頼むものがないのだ。
昨今のマラソン大会では、この遠足の写真に似たサービスが提供されている。競技中のランナーの姿をプロのカメラマンが撮影して販売するのだ。フォトクリエイトのオールスポーツ・コミュニティが有名だね。
この間走ったハーフマラソンでも同様のサービスがあり、何年も前に初めてオールスポーツの写真を閲覧したときのことをふと思い出した。小学校時代に自分の写真がなかなか見つからなかった苦い思い出があるため、どうせこういうのにもあまり写っていないんだろうと、あまり期待せずにウェブサイトにゼッケン番号を入力して、写真を表示した。すると・・・
ああ~!自分の写真がたくさんある!!何枚写ってるんだろう。1、2、3・・・わあ、20枚も写ってるよ~(ToT) 感激。
小学生のころは地味でくすんだ存在だったから被写体にならなかったけど、走っている今のダメっ子は輝いているのかも!!きらきら~ん☆彡
いっしょに走った○○さんとか■■さんは、どんなふうに写ってるのかなぁ。
ゼッケン番号を調べて入力すると、他のラン友のかっこいい写真もたくさん出てきた。やっぱり、プロの写真はすごいな~と思いながら閲覧していると、あることに気づいた。
自分とは違う撮影ポイントの写真がたくさんある。それに自分のページにはなかった次ページのボタンがある。ん、んんん?
ガーン、他のみんなは100枚くらい写ってた。やっぱりダメっ子は大人になってもくすんだ存在だったのね・・・orz