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Heel Whip: ランニング中に内くるぶしを蹴ってしまう件

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こんにちは、ぴぴおです。

走っているときに、自分の足で反対の足の内くるぶしを蹴ってしまうことってないだろうか?

僕は結構ある。1キロに1回くらいあるので、30キロ走ると30回くらいは蹴り飛ばしている。一番よく使うシューズのAdizero Japan Boostだとそんなに痛くない。くるぶしに土が着くくらいなので、さほど気にならない。

しかし、次によく使うAsics Tarther Zealだと、ソールの素材が硬いのでちょっと痛い。それがいやなので、くるぶしが隠れるソックスをたいてい履いているが、たまに短いソックスをはくと、くるぶしの皮膚が削り取られてしまうこともある。

この間、アメリカのランニング雑誌、Runner’s Worldのウェブサイトを眺めていたら、heel whipなる用語が目に入ってきた。heelは「踵」、whipは「鞭(で打つ)」という意味だ。これってもしかして、上記の「くるぶしを蹴ってしまうこと」なのではないかな、と思って記事を読んでみたところ、この現象そのものを指す用語ではなかったが、その原因となる現象を指していることが分かった。

Heel Whipとは

heel whip(ヒール・ウィップ)とは、歩いているときや走っているときに、地面から離れる方の足の踵が内側または外側に傾くことだそうだ。

Runner’s Worldの記事によると、ほとんどのランナーに見られる現象だが、過度なheel whipはフォームの悪さを示唆し、故障につながる可能性もあるという。

heel whipのあるランナーは、くるぶしを蹴ってしまうことがよくある。踵が内側を向くと、踵で反対の内くるぶしを蹴ってしまい、踵が外側を向くとつま先が内側を向いて、つま先で反対の内くるぶしを蹴ってしまう。

僕はO脚でつま先が外を向きがちなので、これを矯正しようとして、着地の際につま先がまっすぐ前を向くように意識している。それで着地はまっすぐにできるようになったのだが、ガラスに自分のフォームを映してみると、地面を蹴った直後につま先が外を向いてしまうことが分かる。これは意識してもなかなか直せない。

なので、自分が内くるぶしを蹴るのは踵だと思っていたが、注意してみると、つま先で蹴っていることが分かった。

どうやら、地面を蹴った後に外を向いたつま先をまっすぐに戻そうとして戻しすぎてしまったときに、つま先で内くるぶしを蹴ってしまうようだ。

Heel Whipはなぜ起こるのか

heel whipの原因は、体のバランスの崩れにあるようだ。片足立ちやサイドランジなどをやってみて、左右の安定性、動き、筋力のバランスが崩れていないかチェックしてみると良いそうだ。詳しくは、専門家に見てもらうのが望ましい。

なぜ体のバランスが崩れるかといえば、走ってばかりだと、特定の部位の筋肉や関節が強化される一方、ランニングに余り使わない部分の筋力が衰えるからだ。

対策は?

対策としては、走るだけではなく、動きづくりのドリル、体の安定性を向上させるトレーニング、筋トレを練習メニューに組み込むとよい。

Runner’s Worldのサイトには、以下のトレーニングが推奨されていた(動画はRunner’s Worldのサイトより)。

動きと柔軟性に問題がある人には、以下の「ワールド・グレーテスト・ストレッチ」(←名前が面白い)がお勧めだそうだ。

安定性に問題のある人は、オーバーヘッド・プレスを取り入れると良い。

筋力に問題のある人には、ラテラル・バンド・ウォークが効果的だそうだ。

僕もやってみようかな!

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