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今更Garmin ForeAthlete 245をレビュー:体調管理機能がすばらしい

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こんにちは、ダメっ子改め、デキるおじさんのぴぴおです。

2019年5月にGarmin ForAthlete 245が発売になったとき、カタログスペックを見て、いい製品だなぁと思ってブログで紹介した。

しかし愛用のForeAthlete 235Jがまだまだ元気だったので購入には踏み切らず、「235」を使い続けていた。ところがこの度、なんと思いがけず奥さんからのクリスマスプレゼントで245を入手してしまったので、実機使用のレビューをする。

すでに発売されて1年半以上たっている製品でもあるし、新機能は以前紹介したので、今回は実際に2週間ほど使ってみた感想を「235」との比較を中心に述べたいと思う。

体調管理機能が充実

今回使ってみて、一番強く感じたのは体調管理に関する機能が「235」に比べてかなり充実しているということだ。

「235」では、運動の後にリカバリータイムが表示された。これは次に強い運動をするまでに必要とする休息時間を表す。そのほかには、有酸素運動のトレーニング効果、安静時心拍数、睡眠時間を計測する機能があった。

一方、「245」では、これらに加え、トレーニングステータス、ストレス、BodyBattery、パフォーマンスコンディションといった指標が計測される。

トレーニングステータスは、現在のトレーニングが効果的かどうかを表す。トレーニングが体力の向上につながっている場合は「プロダクティブ」、現状維持の場合は「キープ」、負荷が強すぎる場合は「オーバーリーチ」、トレーニングの負荷は適切だが休息や栄養状態が問題で体力が低下している場合は「アンプロダクティブ」などと表示される。これは練習のやり過ぎを防ぐ上で非常に効果的だと思われる。現に、「この2、3日は疲れがたまっているな」と思っていると「アンプロダクティブ」と表示されたので、翌日は睡眠を多めにとって練習を休んだところ、その次の日の練習ではステータスが再び「プロダクティブ」に戻った。

ストレスは0~100の値で表示される。平常時の心拍数などから推測していると思われる。

BodyBatteryというのは独自の指標で、心拍変動、ストレスレベル、睡眠の質、アクティビティデータに基づいて1~100の値で算出される。負荷の強い練習を行うと数値が低下し、休息を取ると回復する。体力を「電池」にたとえて、その消耗度合いを指標化しているのだ。これも自分の体感に近い動きを見せる。僕は調子が良いときや気合いが入っているときは、疲れを客観視できなくなりがちだ。そうなると、オーバートレーニングや休息不足になり、体調を崩したり怪我をしたりすることが多いが、この指標に注目していると、そうした事態を回避できると思われる。

パフォーマンスコンディションは、練習中の調子を+20から-20の数値で指標化して示してくれる。運動の強度と心拍数などから推定していると考えられる。これは走っていれば自分で分かるので、ガーミンに言われるまでもないが、面白い機能だ。

僕はこの数年、体調不良と体力の低下に悩まされているので、こうした体調管理機能は非常にありがたい。「235」のリカバリータイムなどはあまり当てにならなかったので、さほど期待していなかったが、まだ2週間程度ながら実際に使ってみると、休息を取るタイミングを判断するのに役立つと感じている。体調管理に課題のある人にとっては、この機能だけでも「235」から乗り換える価値はあると思う

練習メニュー作成機能も搭載

「245」の新機能でもう一つ興味があったのが、Garmin Coachだ。GarminとスマホアプリのGarmin Connectを連携させると、アメリカの有名ランニングコーチのGalloway氏やMcMillan氏が提唱する練習メニューを各人の体力や目標に応じてアレンジして作ってくれるのだ。

僕は今までいろんな練習メニューを試した結果、持久力養成の基本を抑えれば、あとは自分の弱点や好み、生活スタイルに合わせてアレンジしてよい、というよりむしろアレンジするべきであるという結論に最近たどり着いたので、特定のメニューを厳格に守るつもりはないのだが、どんな練習をしたら良いか分からないという人には大いに参考になるだろう。特に心拍数を見ながら強度を調整してくれるところが頼もしいところだ。

バッテリーの持続時間が大幅に伸びた

使っていて「235」との大きな違いを感じるのが、バッテリーの持続時間だ。「235」はもう4年くらい使っていたのでバッテリーが劣化していたということもあるが、冬場は2時間で「low battery」のアラートが出ていた。それに対し「245」はライトを点灯したまま2時間走って帰ってきても、バッテリーがまだ7割くらい残っている。フルマラソン程度の距離なら、どんな使い方でもバッテリー切れを心配する必要は全くなさそうだ

GPSの精度はこれまでと同程度か

僕がGPSウォッチで一番重視する点はGPSの精度なのだが、「245」はどうなのだろうか。「235」では米国のGPSに加え、日本の「みちびき」とロシアの「GLONASS」の電波を同時に捕捉できた。245では「GPS+みちびき+GLONASS」、「GPS+みちびき+GALILEO」を選ぶことができる。GALILEOは欧州のシステムだそうだ。

いつも走っている緑道で計測すると、少なくとも「GPS+みちびき+GLONASS」モードでは電波の捕捉時間も精度も「235」と変わらないと感じている。GALILEOモードはまだ試していないので、今度使ってみる。「235」と、僕がその前に使っていた「610」を比べると捕捉時間に大きな差(10秒と1分くらい)があったが、「235」と「245」ではさほど変わらないようだ。

機能盛りだくさん

「245」には、まだ試していない機能もいろいろある。それについては追々レビューしていこうと思う。いずれにせよ、「245」は「235」から思った以上に大きく進化しており、新たにGPSウォッチを買う人はもちろん、「235」を持っている人にもお勧めできる製品だ。

***追記***

早速、「セーフティ機能」を使うことになったので、ブログに使用レポート(?)を書きました。



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