はなももマラソンが終わって、シーズンも一区切り。
といいつつ、4月のかすみがうらマラソンと5月の奥州きらめきマラソンもエントリーしているんだけど。
これまで練習方針をコロコロ変えていて、結果として成績は振るわなかった。
過去2年間を振り返って、満足のいく成績を残せたのは2018年のはなももマラソンだけだった。
そのときに取り組んでいたのが、福澤式トレーニングだった。当時の練習メニューを見てみると、2017年9月頃はほとんど走れなかったのが、10、11月と次第に調子が上がり、12月から福澤式を始めると、オーバートレーニング症候群になる前に近い感触でビルドアップができるまで復調した。
なぜその練習を途中でやめてしまったかと言えば、足底筋膜炎になったからなのだが、5キロなどの短い距離を走るスピードと、30キロ以上の長い距離を走るスタミナがつなかったことも一因である。
しかしよく考えてみると、当時はまだ福澤式トレーニングに取り組んで4ヵ月くらい。スピードやスタミナがついてくるのは、これからだったのかもしれない。それに9月末頃までキロ5分で10キロ走れないくらいだった走力が、3月にはフルを3時間9分で走れるまでになったことを考えれば、効果は十分にあったと言える。
最近も福澤式をベースにした練習メニューを組んでいたが、当時と比べて体力はあまり変わらないのに、負荷が明らかに強い。ジョグの時間が長く、ペースも速い。ポイント練習も坂道インターバルなど脚に負担のかかるメニューを入れていた。
やはり当時と同じくらいの緩い負荷から始めて、ジョグもポイント練習も、そこから徐々に距離を伸ばし、ペースを上げていくべきだろう。
体力に適した負荷をかける、というのがおそらく走力を伸ばす最大のポイントだと思われる。最適の負荷水準を見つけることに意識を置いてメニューを考えてみよう。