こんにちは、ダメっ子のぴぴおです。

前回のブログで、体のバネが著しくなくなったので、回復させる方法を見つけたいと書いた。
そこで、いろいろ検討した結果、大学生のころにジャンプ力を鍛えるために行っていたトレーニングを導入してみることにした。それはプライオメトリクス・トレーニングだ。
市民ランナーの間ではあまり馴染みのない名称かもしれないが、短距離・跳躍選手の練習には僕が大学生だった30年近く前から結構、取り入れられていた。
プライオメトリクス(plyometrics)とは、「筋肉に一気に負荷をかける運動を繰り返す筋力トレーニング方法」(小学館『ランダムハウス英和大辞典(第2版)』より)のこと。
具体的にどんなトレーニングを指すかというと、典型的なメニューにボックスジャンプがある。
踏み台のようなところに飛び乗って、降りたらすぐにジャンプして再び踏み台に飛び乗る。これを繰り返す運動だ。ポイントは、降りたときの接地時間を短くして、地面に投げつけたボールが跳ねるようにジャンプすること。
僕はこの間の火曜日に、①ボックスに片足を交互に乗せて跳び上がる運動、②ボックスの横に立ち、サイドステップでボックスに乗り、反対側に降りる運動、③上記のボックスジャンプ、④トランポリンで跳ぶイメージのその場跳び、⑤バウンディングの5種目をそれぞれ10~20回3セット行い、さらに200メートルのウインドスプリントを3本やった。
この手の練習をやったのは久しぶりで、良い刺激になった。
大学時代なら軽い負荷の内容だったが、今の自分にはかなりの高負荷だったらしく、翌日(水曜)は背中やふくらはぎを中心に全身のあちこちが激しい筋肉痛になった。
木曜は、ポイント練習としてビルドアップを行う予定だったが、まだ筋肉痛が抜けないのでジョグに変更。
土曜日にまたポイント練習があるので、金曜日もジョグにした。
そんなわけで、今週はプライオメトリクス・トレーニングのせいで平日のビルドアップができなかったが、それでもこれは今の自分にとって有意義な練習だったと思う。これから体が慣れてくれば、プライオとビルドアップを両立できるようになるだろう。
これからもがんばる。