マラソンは体重が軽い方が速く走れると言われている。
体重が1キロ違うと、フルマラソンのタイムが3分変わるという俗説もある。
そんなわけで、マラソンでタイムを狙っている人には、体重を気にしている人が多い。
ダメっ子は2011年4月頃、地元のランニングチームに入れてもらい、その時から割と一生懸命走るようになった(それ以前は、月に数回、チンタラ走っていた)。
当時は、あまり体重のことは気にしていなかったが、走行距離が徐々に延びるにつれて、体重も少しずつ減っていった。
そして2014年9月頃からはずっと、55キロ前後で安定するようになった。食べ過ぎて体重が増えた後は、少し食べる量を抑えたり、走る量を増やしたりすると、すぐに元に戻った。
したがって、そんなに体重を気にする必要もなかった。
しかし、1年前くらいから56キロを超えることが多くなり、体重が気になり始めた。
どうやら代謝が低くなったのか、毎月400~500km走って食事を減らしても、体重は減るどころか増えていく。そこでもっと食べる量を減らしたのが、体調悪化の一因だったのかもしれない。
故障をきっかけに今年6月からしばらく走るのをやめると、体重はさらに増えた。最近、ランニングを再開したが、まだ故障明けで運動量が少ないこともあり、体重は57、8キロ。走っていたころに比べて食事も抑えているが、なかなか減らないのでイライラする。
しかし、ふと考えた。
なんで、体重を落とそうとしてるんだっけ??
マラソンのパフォーマンスを上げるため、さらにいえば健康を維持するためだった。
体重がいくら減っても、体調が悪くなってパフォーマンスが落ちたら本末転倒!健康まで害するなんて、愚の骨頂。
パフォーマンスを上げるのに重要なのは、体重よりも体調!そのことを肝に銘じたら、体重の数字はそんなに気にならなくなった。
それよりも、筋肉が締まっているか、肌に張りはあるか、心と体に活力があふれているか、そういうところに意識を向けるようになったら、体重の増減に一喜一憂せず、心も穏やかになってきた。
体重より体調!目指すのは体重の減少ではなく、パフォーマンスの向上!
これらをキーワードに、これからはやっていきましょう(^^)v