このところ、絶不調が続いている。
走るとすぐに疲れてしまい、ペースも上げられないし、長くも走れない。ゆっくり走っていても心拍数は大きく上がり、呼吸も荒くなる。そして日に日に調子が悪化していく。

以前も、オーバートレーニング症候群で同じような状況になったことがある。
今回は男性更年期障害による不振が治りかけてきたと思ったら、またぶり返した感じ・・・。しかし男性ホルモンの値は回復しているし、腎臓の値にも大きな問題はないと医師に言われたので、運動をやめる必要はないと考えている。
そこで、復調のきっかけをつかむため、過去の不調期の練習日誌を振り返り、当時の不調をどうやって乗り越えたのかを検証してみた。
2年前のこの時期(2017年7~8月)は、まさにオーバートレーニング症候群に悩まされていたころ。ちなみに、この年の10月から少しずつレースに復活し、翌年3月にはフルマラソン復帰レースを3時間9分で走っている。
当時はどんなことをしていたかと言えば、アップダウンの少ないところをすごくゆっくり走っていた。キロ7分とかで走り始め、体調が良ければペースを少しずつ上げる。
そうすると徐々に調子が上向いてくるようで、日を追ってペースを上げて走れるようになっていた。そして調子が十分に上がり、ペースを上げて走ってみたい気持ちになったときに、その気持ちに応じてペースを上げていた。
また睡眠を多めに取るように心がけていた。
最近の練習は、自分の今の体調にしてはペースが速すぎた可能性がある。過去の練習に比べてかなり落としていたのだが、それでも速すぎたのかもしれない。そのせいで、練習を重ねるたびに疲労が溜まり、体力が落ちていったということが考えられる。
復調を目指すに当たり、明日からは練習メニューの構成はリディアード・ランナーの指定のままにして、ペースをグッと落としてみようと思う。練習メニューで指定されるペースや距離は気にせず、時間だけに注目してみる。時間も長すぎると感じれば短くする。
こうしたスタイルでコツコツ練習していれば、また調子が上がって、秋から冬にかけて、またそこそこ走れるようになるかもしれない。
とりあえず、こういう方針でやってみる!