前にも書いたように、ダメっ子は大田原マラソンにエントリーしている。
ケガが治り始めたとき、「順調にいけば、11月には真剣にフルマラソンが走れるかも!」と思って申し込んだのだ。しかし、その後、なかなか体調が回復せず、制限時間の4時間で完走するのは難しそうな気配になってきた。10月の横浜マラソンに当たっていたこともあり、大田原はRUNNETの「ゆずれ~る」を使ってキャンセル(出場権を譲渡)することにした。しかし譲り受け希望者が少なく、譲渡に失敗。出場することになった。
横浜マラソンが、まさかの中止になったし、ここに来て4時間で走れるメドも付いてきたので、キャンセル失敗は、災い転じて福となった。図らずも、大田原マラソンは今年の秋シーズン最大のイベントとなったのだ。
そのお楽しみの大田原マラソンのゼッケン(今はナンバーカードっていうんだよね)等が入ったパッケージがやってきた!
前にダメっ子が大田原に出た2013年の大会は、当日受付でゼッケンをもらうスタイルだったが、事前郵送に変わったようだ。
パッケージを開けて、最初に目に飛び込んできたのは……こちら!
じゃん!

えっ……と、これは何かな?リアクションに困ってしまうダメっ子であった。
これはプログラムの裏表紙の全面広告だった。
表はこちら。

結構、渋いでしょ?
で、もちろんゼッケンとチップが入っているわけだが、他にもこんなものが入っていた。
左から、大田原市の観光ガイド、走る前に飲むサプリのサンプル、お土産・飲食店マップ。あと、大田原名物の七味唐辛子(追記:本当は、11の薬味がブレンドされているから「十一味唐辛子」というんだそうです)も入っていたのだが、これは奥さんに早々にプレゼントしたので写真はなし。この唐辛子は、前に出場したときももらって、とてもおいしかったことを覚えている。
あと、大会の注意事項などを書いた冊子。


それによると、同封のチケットを見せると、大会の前後数日、近隣の温泉が無料で利用できるらしい。
この冊子や大会HPを見ると分かるように、大田原マラソンは、他の市民マラソンとの差別化を打ち出していて、出場者を4000人くらいに絞る一方、制限時間を4時間と厳しめに設定している。
それから、国際ランナーのように、スペシャルドリンクを自分で用意してコース上に置いてもらうことができるのも、この大会の大きな特徴だ。前に出たときは、100円ショップで調味料を入れる容器を買って、それにスポーツドリンクを適当に混ぜて作ったスペシャルドリンクを少しずつ入れて持って行ったっけ。最近は、給水にそんなに気を使っていないので、今回はゼネラルテーブルの水とスポーツドリンクで済ませるつもり。
他にも、着替えが体育館の中でできたり、貴重品を預かってくれたりと、ランナーに配慮しているところはいろいろある。
運営も非常にスムーズだし、かなりいい大会だと思う。
今回は、それにもかかわらず、参加者がなかなか集まらなかったらしく、申し込みの締め切りが延長されていた。シリアスランナーの人口が減ったのか、それとも、つくばにみんな流れているのか。
つくばの方が東京周辺からならアクセスがいいし、コースの難易度が低いからタイムが出やすいので、人気が奪われるのは仕方がないかもしれない。
けど!この大田原のパッケージを見たら、3年前よりもさらに改善を重ねていることがうかがわれるし、大会運営の気合いも感じる。大田原マラソン、応援したくなるね!(特に商業主義の横浜マラソンよりも)
自分が走るのも、楽しみになってきたゾ!
※今回の写真はかなり不鮮明でした。すみません。いつものiPhoneが都合により使えなかったので、Kindle Fireで撮影したところ、こんなのしか撮れなかった。カメラの性能がだいぶ違うのがよく分かった (^^;