昨年の9月に負った左のハムストリングスと大臀筋の肉離れによる痛みがずっと引かない。1000日以上続けてきた連続走を断ち切ったのは、この痛みをいったん完全に治そうと思ったからだ。
でもって、6月1日から走るのを週に1度くらいにしたら、なぜか右鼠径部が痛くなり、日常生活にも支障が出るほどになった。整形外科に行って薬をもらったら、痛みが一時半減したが、また最悪期の7~8割に戻って今に至る。
どちらの痛みも、オーバートレーニング症候群(OTS)の症状とともに、なかなか改善しない。そんなわけで、何をしたら悪くなって、何をしたら快方に向かうのかを検証するため、「ケガとOTS回復表」という表を作ってみた。具体的な中身はここでは明らかにしないが、その日にやった運動やストレッチ、アルコール摂取量、体調、運動時の心拍数、負傷箇所の痛みなどを一覧表にまとめたのだ。
そうしたら、ケガの痛みについては、少し傾向が見えてきた。
走ったとき以外に痛みが増すのは、前の日に次のことをしたときである。
- スピンバイクを中程度以上の負荷で15分以上こぐ
- ヨガやストレッチでハムと臀筋を強く伸ばす
- 強く揉むセルフマッサージ
- 脚を大きくスイングする運動
逆に痛みが軽減するのは、前の日に次のことをしたときだ。
- 大腿四頭筋を伸ばすストレッチ
- さするだけの軽いマッサージ
- 軽く体を揺する
- 運動もストレッチも何もしない!
要は、筋繊維に強い負担を掛けるのは、運動であれ、ストレッチであれ、マッサージであれ、ダメなようだ(ただし、スピンバイクをこぐと痛みが増すが、屋外で普通の自転車をこいでも、なぜか悪化しない)。
もう2週間にわたって全く走っていないにもかかわらず、痛みはほとんど改善していないが、今日からは、さするマッサージと、軽く体を揺らす運動で、痛みのある箇所をほぐしていこうと思う。自重筋トレは、種目を選べば悪化につながらないようなので、復帰時のリスタートをスムーズに行うため続けて行く。