このところ、再び体力の低下に悩まされていた。
リディアード式の練習を6月に始めたときは、キロ5分少々で20キロ走るのが余裕だったのに、7月下旬頃にはキロ5分では2キロ走るのも辛く、20キロ走ろうと思ったらキロ6分半くらいまでペースを落とさなければならなくなった。
日頃のジョグでも今までの調子で走ると3キロでスタミナが切れてしまうので、最後まで完走できるように十分にペースを落としたつもりでも、終盤は息切れしてしまう。
原因の一つは暑さにあると思うが、例年、夏場でもここまで落ち込まない。
やはり、男性更年期障害などによる内臓やホルモンの問題が原因で体力が低下しているのだと思われる。
どうしたら状況を改善できるかと日々考えていたところ、函館に帰省するときの飛行機の中で、妻が機内誌を見せて「これ効くんじゃない」と言ってきた。
見ると、「救心錠剤」の広告だった。
“動悸、息切れにキューシン、キューシン♪”の救心である。
それによると、責任世代の不調(「疲れが抜けず頭がボーッとする」、「スポーツ中に息切れしやすい」など)は、日頃のストレスによる自律神経の乱れが原因かもしれないとのこと。
なるほど。
「生薬の力で自律神経のバランスと全身血流を改善。いきいきとした毎日へ」と書いてある。
これを試してみるのも良いかも。
そう思って、函館の薬局へ。
救心錠剤と元祖の救心が売っていた。どちらも効能は同じらしいので、1日当たりのコストが低かった「救心」にしてみた。
とりあえず30粒入りを購入。朝夕および就寝前に2粒ずつ飲む。時々飲み忘れることもあったが、大体1日2回は飲んで一瓶飲み切った。
すると、そのころから変化が起こってきた。
まず起床時の心拍数が下がった。このところ65を越えるようになっていた値が60を切るようになり、直近の体調不良の前の水準に戻ったのだ。
それに加え、ランニング中の心拍数の増加にも歯止めがかかってきた。
もしかして救心が効いてきたのかもしれないと思ったので、今度は60粒入りを購入して飲み続けている。
結果として、起床時の心拍数は引き続き60を切り、ランニング中の心拍数も安定しつつある。ガーミンが測定するVO2Maxはこの2週間で52から54に上昇した。
原因不明の体力低下には救心が効くかもしれないので、お悩みの方は試してみては?