以前、男性更年期障害と診断されて、ホルモン注射を受けることにしたと書いた。
当初5週間は毎週1回注射を打ち、その後は2週間ごとに注射を打つことになった。3ヵ月経過したらまた血液検査をして様子を見るとのこと。
2、3回打つと、集中力が続かず頭が働かない状態が改善してきて、仕事への支障は少なくなってきた。
ただランニングのときのスタミナ不足はなかなか改善せず、注射を続けていたところ、ケガで鍼などの別の治療を受けた治療院の先生から、腎臓が悪くなるからしばらく休んだ方がよいと言われて、1ヵ月くらい息が上がるような運動をほぼ完全にやめた。
すると疲労感が抜けたうえ、別の血液検査で肝臓の値が大幅に改善していたので少しずつ練習を再開し、ゆっくり20キロくらい走れるようになったというのが今の段階。
注射を打ち始めたのが3月下旬なので、もう3ヵ月経過した。そこで経過を知るために先日、血液検査を受けてきた。
その結果、遊離テストステロンの値が4.5pg/mLから28.4pg/mLに改善した!
いやー、ホルモン注射って効くんだな~。前は60代の基準値下限よりも低かったのに、今回は30代の上限近くになった。やった!これで大手を振って走れるぞ!
・・・と思ったが、一つ気になる点が。
クレアチニンの値が1.21mg/dLと過去最高を更新していたのだ。
治療院の先生にしばらく休んだ方がいいと言われたのは、男性更年期障害でランニングを続けると腎臓病のリスクがあるからだ。
男性ホルモンの値が改善したものの、腎臓の機能の指標であるクレアチニンが悪化しているのは要注意だ。
腎臓とか肝臓とかは、悪くなってもなかなか自覚症状が出ず、本格的に悪くなったらもう戻らないんだそうだ。
次はクレアチニンの悪化を抑制する方法を研究しないと(汗)