ゴールデンウイークの序盤に山手線を走って1周するイベントに参加したのだが、その直後から、何だか痔になってしまったみたいで肛門が少し痛い。
痛いなあと思っていたら、肛門の出口あたりがぷっくり腫れていることが分かった。
実は、はなももマラソンの直後にも同じようなことがあったが、そのときは1週間くらいしたら自然に治ったので、今回もしばらく放っておいた。
しかしなかなか治らず、腫れも大きくなっていくので、まず、昔、買って残っていたボラギノールを塗って、そのときに腫れているところを肛門に押し込んでみた。
それでもよくならない。むしろ、肛門に押し込んだ翌日は痛みが増すような気がする。
痛みは、はなももの後の方が強かったのだが、今回は腫れが大きくて気になるし、20日ほど経っても治らないので、いよいよ肛門科に行くことにした。
たまたま近所に専門の病院があるので、そこに行った。その病院の存在は以前から知っていたが、自分がお世話になるとは思わなかった。
診察に行くと、問診票を書いて1時間弱待ったが、名前を呼ばれてからは早かった。
診察を受けると、先生にこう言われた。
「これはおしりの血豆のようなものだから、切らなくても治ります。でも、切れば、断然治りが早いです。どうします?」
「切ると、どんな不都合があるんですか?」とダメっ子。
「何にもないですよ。今日はちょっと血が出ますが、明日から普通に過ごせます。運動も大丈夫です」
「じゃ、切って下さい」というと、先生もスタッフも、え?という反応。普通の人は切らないで治す方を選ぶようだ。
ちなみに、ダメっ子の症状は、他の病院のウェブサイトによると、これだったもよう。
それほど痛みに悩まされていたわけではなかったので、治ると分かれば多少時間がかかってもよかったが、大きなリスクがないようなら、新しい経験をしてみようと思って切ってもらうことにした。
肛門に麻酔の注射を打って、なんか熱い風みたいのを当てられて(見えないから何だか分からない)、ごにょごにょして、ハイ終了。しばらくそのままの姿勢で待たされた後、止血。
ここまで15分くらいか。手際よく、あっという間に終わった。切り取った血栓を見せてもらったら、直径1.5cmくらいの赤い球体だった。こんなグロいものがくっついていたのか。
支払った医療費は6310円。一応、手術だから何万円もするかと思ったが、そこまでではなくほっとした。
帰るときにはおしりの違和感がなくなっている!やったー。今日はお風呂には入れないけど、シャワーはOKだって。これで明日からおしり問題に悩まされないぞー。
終わってからは、余裕で買物をして帰ったが、途中で麻酔が切れて、切ったところが痛くなってきた!そうだ・・・。痛みがないのは麻酔のおかげだったんだ。早く帰ろう。
と思ったら、奥さんからLINE。
「あれとこれとそれを買ってきて」
ムキー(怒)!オレ、おしり痛いの!
どうにか買い物を済ませてうちに帰ったが、まだ痛みに苦しんでいる。(←イマココ)