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ダメっ子に長所?

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ダメっ子は、なぜダメかというと、大概の点で人より劣っているからだ。仕事は遅いし、他人とコミュニケーションは取れないし、恐がりだし、怒りやすいし……。
つまり欠点だらけなので、長所などないと思っていた。

しかし、ダメっ子であるが故の存在意義はある。

こんなにダメな人がいる、ということで周りの人に安心感を与えることができる。他人の劣等感を軽減あるいは解消することができるというわけだ。

その意味で、ダメっ子はダメっ子なりに世の中の役に立っていると言えるが、これはちょっと長所とは言い難いし、単にすねた物の見方にすぎない気もする。

ところが奥さんが最近ついに、ダメっ子の長所らしい長所を見い出した

怒られてキレまくっている息子を僕がなだめるのを見て、奥さんは感心してこう言った。

「すごい!私の言うことは全然聞かないのに。才能じゃない?」

おおお、滅多に褒められないダメっ子に最大限の賛辞!(天にも昇る気分)

そうか。言われて初めて気づいたが、ダメっ子はダメっ子であるがゆえに、世の中で非難される人のたいていの問題を併せ持っている。そのため、怒られたり、非難されている人の気持ちがよく分かる。

例えば、「あの人、なんでいつもあんなことしちゃうんだろうね」と誰かが陰口をたたかれているのを聞いて、「オレもそういうコトしちゃうから、なんでか分かる」と密かに思っていることがある。また、誰かが他人を注意しているときに、「確かにそれは正論なんだけど、ここでそれを言ったら、怒っている相手をますます怒らせちゃうよ」と先が見えるときもある。

だから怒られている人に同調できる。落ち込んでいる人やイライラしている人に同調して、「そんなこと言われたって、できない時だってあるよな」とか「ここであれ言われたら、誰でも腹立つよ」といった具合に言葉をかけると、相手の気持ちがスーッとニュートラルな状態に戻っていくことがある。

これは、多方面でダメな人間が、最大限に能力を発揮できることではなかろうか。ダメであるがゆえに、ダメ出しされた人の気持ちが分かる。つまりダメであること自体が長所なのだ

これって、世のダメっ子にとって朗報じゃない?

ダメなりの生き方を見つけたような気がして、ちょっとほっこりしたダメっ子なのであった。


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