今年も、はなももマラソンに出てきた!

古河駅の様子
今回は体力がずっと上向かず、大失敗に終わった12月のさいたま国際の直前と比べても調子が悪い。しかし現在の体力の範囲でベストを尽くすべく、初めて本格的なカーボオフを伴うカーボローディングもやってみた。
直近の練習の状況から判断して、目標は3時間20分。

会場の運動公園。数日前までの雨予報に反して快晴。
スタートは、サブスリーを目指す仲間の緑道ランナーの一人といっしょになった。号砲とともに、彼はどんどん先に行ってしまったが、自分は去年と同様、体力に応じて気分のよいペースで走ってみる。1キロの通過はスタートロスを除いて4’31。去年と同じくらいか。
その後しばらく4分10秒台のペースで進む。これも去年と同じ。去年はこのペースが心地よく、14キロまでそれを維持したが、今年は半分の7キロで疲れを感じて4分20秒台にペースを落とした。
それでも11キロくらいで早くもきつくなり始めた。暑いこともあり、棄権の二文字が頭をよぎったので、さらにペースを落とすことにした。
その後は、フォームに気をつけて、特定のペースを目指さず、体調に応じたペースで走ることを改めて心がけたら、自然に4分35秒強のペースで落ち着き、気持ちよく走れるようになってきた。
今回も緑道から仲間が何人も出ているので、折り返しのたびに何人かとエール交換。沿道で応援してくれる仲間もいた。大きな声で応援されると嬉しいし、本当に力になる。
給水は基本的に立ち止まってごくごく飲んだので、その区間のラップは落ちているが、それ以外は順調。30キロまで4分40秒を切るペースで来た。しかも余裕はまだある。
32キロを通過し、残りは10キロ。これで完走はできると思った。35キロに来て、残りをキロ5分で走っても3時間20分を切れると分かった。
それ以上の目標はなかったので、これで安心してしまい、その後ペースが落ちてしまった。
この間の都筑ふれあい健康マラソンでもそうだったが、こういうシチュエーションになると、疲れて休みたいところで休む口実を自分に与えてしまう。今後は目標を上方修正するとか、楽観シナリオでの目標をあらかじめ設定しておくとか、ダレない工夫をしようと思う。
結局、グロスで3時間17分52秒、ネットで同19秒でゴール。
カーボローディングの効果は微妙。39キロくらいまで足が攣りそうにならなかったのがその効果なのか。しかしカーボオフの影響で水曜日に前腿がひどく疲れ、その筋肉痛が当日まで抜けなかったのはマイナスポイント。
前回のさいたま国際マラソンのときより体力の水準は低かったものの、当日の体調づくりとレースマネジメントが奏功して、前回から10分ほどタイムを短縮できた。
また今回のタイムは、初マラソン(3時間18分)、2012年の大田原(3時間19分)、2014年のつくば(3時間18分)よりもわずかによかった。体力の水準は上記いずれのレースの時よりも低かったが、経験値が活きたのかもしれない。
とはいえ、シーズンベスト(今回)が3時間10分を超えたのは4年ぶりで悔しい。
次回以降に向けては、体力低下の原因を探って、練習方法や食生活などを見直そうと思う。ランニング初心者になったつもりで、フォーム作りやスタミナの養成を基礎からやり直す!
【大会評価】
アクセス:横浜駅6:15発の東海道本線(東京駅6:40発の上野東京ライン快足ラビットに直通)で乗り換えなしで7:39に古河駅着。そこから徒歩+無料送迎バスで8:20くらいに現地に到着。意外に便利。

駅からシャトルバス乗り場までの道のり。混雑しているので距離の割に時間がかかる。
着替えスペース:今回は体育館の一部が工事中で使えなかったが、それでも室内に更衣室があるので、寒い日や天気の悪い日は助かる(今回は気象条件がよかったので、外にビニールシートを敷いた)
荷物預け:前回は有料200円だったと思うが、今回は400円の特設コインロッカー(入らない荷物は別のところで500円で預かってくれる)
トイレ:競技場や周辺の市庁舎のトイレが使える。仮設トイレの数はさほど多くなかったと思うが、混雑は許容範囲内だった。
コース:フラットで走りやすい。折り返しが多いのがイヤだという人もいるが、自分は仲間とエール交換が何度もできるので逆によかった。
参加賞:メダル、Tシャツ、かりんとう。Tシャツのデザインは年によってマチマチ。
まとめ:タイムの出やすいコースとして認知が高まってきたのか、近年シリアスランナーの参加者が増えている印象。申告タイムに偽りありの人が多いと思われ、正直に申告するとゼッケンナンバーよりもだいぶ早い順位でゴールできる。大会運営はスムーズで好感が持てる。コースは公認(今年は工事で変更があり非公認)なので、ぜひ公認レースにして欲しい。
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