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壁を意識しない

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前にもどこかで書いたが、ダメっ子はどんな目標でもなかなか達成できない

例えば、キロ4分を切るペースで5キロ走って20分を切ろうと思ってもなかなか切れない。キロ4分を切るペースというのがとても速く感じられて、そのペースを維持できないのだ。

以前、今よりも調子が良かったときも、5キロで19分がなかなか切れなかった。

そして、多くの市民ランナーが目標にするサブスリーにも何度か挑戦したが、いまだに切れずにいる。

これは、ひとえに自分の体力が足りないからだと思っていたのだが、この間の「はなももマラソン」の結果(ネットで3時間9分台)を踏まえ、一概にそうではないかもしれないと思うようになった。

というのは、今の練習のパフォーマンス(ペースや心拍数)をみると、2年前に自己ベスト(3時間4分)を出したときに及ばないどころか、2012年に大田原マラソンを3時間19分で走ったころと同じか、それよりやや低いくらいだからだ。

それでも、今回の記録が出たのはなぜか。

ダメっ子が思うに、「過去にそれよりも速い記録で走った事実があったから」に他ならない。そうした事実があったため「できないかも」と考えてしまうメンタルバリアが働かず、持っている力をすんなり出せたのだろう。

逆に、2012年の大田原は、当時の自分の能力から言えば、もっと速く走れたのだろう。しかしその8ヵ月前の板橋シティマラソンでは4時間くらいかかっていたので、「そんなにできるわけがない」という気持ちが潜在意識の中に働いて、自分にブレーキをかけてしまったのかもしれない。事実、そのときは、中間地点当たりで、まだ疲れてもいないのに、後半に備えようと思って給水の時に屈伸をしたら、その後、急に調子が落ちてしまったのだ。

キロ4分で走るとか、5キロ19分で走るといった切りの良い数字を破れないのも、自分で壁を作ってしまうからだ。キロ4分00秒と3分59秒の差は1秒にすぎない。240秒と239秒の差だと考えれば、ただの1秒かもしれない。もっと切りの悪い言い方をすれば、1マイル6分26秒4と6分24秒8の差だ。こうすると、この1秒ないし1.6秒には何の意味もないように感じるが、キロ4分とそれ以下という区切りを意識すると、それが壁になる。

つまり、ダメっ子が目標を達成できないのは、そこに心理的な壁を作ってしまうからなのだ

ならば、目標を壁と考えない工夫をしようと思う。例えば、フルマラソンでサブスリーを目標にすると、3時間という数字をどうしても意識してしまうが、1キロの平均ペースを1秒ずつ短縮していくことだけを意識すれば、次第にタイムが縮まり、結果としてサブスリーも達成できるのではないだろうか。

目標を目標として意識せず、今よりも一歩でも状況を改善することだけに意識を集中する。そして結果は淡々と受け入れる。

この間のはなももマラソンは、まさにそういう心境で取り組んでいた。それが奏功したのだろう。

これから、こうしたメンタリティーを持って練習を重ねて、以前と同じくらいの体力を取り戻せば、メンタルバリアで抑えられていた過去の記録を軽く上回ることができるのではないだろうか。

そう思うと希望が湧いてきた。このブログのテーマでもある「コツコツ改善」で頑張るぞ。

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