ダメっ子は目標が達成できない子だ。
マラソンではサブスリーを目標に掲げて4年近くになるが、いまだに達成できていない。
フルマラソンより短い距離のレースで目標を掲げて走ってもいつも達成できないし、マラソン以外のことでも、大きい目標も小さい目標も達成できない。
その理由は「達成しよう」という意志が弱いからではないだろうか。それから、あまりにも目標未達が重なり続けたため、「自分は目標を達成できない人間だ」という認識が染みついてしまったのではないだろうか。
そこでダメっ子は、日々の生活に細かな目標を設定し、それを着実に達成することで、目標達成マインドを身につけるとともに、「自分は目標を達成できる人間だ」という自己認識を確立することにした。
しかし、やり始めて半日で挫折した(笑)。「目標」だと意識するだけで、やっぱりできなくなってしまうのだ。
いつも土曜早朝には習慣として30キロ前後走っているが、今日はそれをあえて目標にしたら、20キロでリタイアするし、「今、7時半だから8時までに朝ご飯を食べよう」と思ってもできない・・・。
こう書いていて、以前にも同じようなことがあったのを思いだした。去年の今ごろも、同じことをブログにしていたのでした。進歩がない(笑)!!
そう言えば、過去のマラソンの自己ベストは、いずれも目標達成という形で記録したわけではない。2015年の横浜マラソンでは、サブスリーを狙って25キロから大失速した結果、以前の記録が低すぎたのでベスト更新(3時間11分)となり、2016年のはなももマラソンでは、体調の赴くまま走ったらベストを更新(3時間4分)できたのだった。
ダメっ子は目標を掲げて努力するのは好きなのだが、どうもgoal-oriented(目標指向型)のやり方が合わないみたい。
去年の1月8日のブログの言葉を繰り返すけど、どこかに目標を設定するのではなく、昨日より優れた自分になることだけをひたすら目指して、無心で日々過ごすことにする。
目標なんて要らない!!
そういう意味では、マラソンのトレーニングも期分けをしたメニューよりも、1年中同じような練習を繰り返す福澤式の方が自分には向いているのかも。
つい、2、3日前に、リディアード式を続けると宣言したばかりだが、やっぱり見直そうかな(「いつも落ち着きなく、ころころ方針を変えるね~。だからダメなんだよ」という声が聞こえてくる・・・)。そう言えば、今の練習スタイルはオーバートレーニング症候群になったときのパターンに近いし、極端な早寝早起きが必要なため、家族に迷惑がかかることもある。それに走る時間の確保が精いっぱいで、体幹トレーニングやドリルなど、補強をする余裕がないという問題もある。
また、よく考えてみる!