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実験は失敗-自分の感覚をもっと大事にする

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昨日のブログに書いたように、ガーミンのデータをリセットして、まっさらな状態でリカバリータイムやVO2Maxを評価させたらどうなるか実験してみた。

データのリセットには、以下の「マスターリセット」の手順を用いた(以前、Bluetoothの接続回復のときに使ったのと同じ手法)。

  1.  電源を切る。
  2.  「戻る矢印」のボタン(電源ボタンの対角線上のボタン)と電源ボタンを同時に押す。ディスプレイにGarminのロゴが表示されたら、電源ボタンのみ離す。
  3.  「ユーザーデータを削除しますか?」と表示されるので「はい」を選択する。

これで再起動した後も、アクティビティのデータは残っていたが、VO2Maxの評価やリカバリータイムはきちんと消えていた。ダウンロードしたウォッチフェイスなどは残る。

で、記録的な大寒波の中、今朝、走ってみましたよ。まっさらなデータで。

結果は以下のとおり。

0125表

0125グラフ

キロ6分程度のペースで6キロ少々のリカバリージョグ。最近の調子なら心拍数は130前後になると予想していたが、今日は不調らしく、140前後になることが多かった。

しかも2キロ手前から3キロ過ぎまでは明らかに異常。心拍計が誤作動を起こして、180くらいの心拍数で走ったことになっていた。

この結果、リカバリータイムは36時間。VO2Maxは48と評価された。リカバリージョグだけで36時間のリカバリータイムが必要になるなら、運動なんてできないじゃん。

ForeAthlete 235Jの心拍計では、このような誤計測が結構な頻度で起こるので、その測定に基づく評価で一喜一憂するのは本当に無意味でアホらしい。

もう、こんなの本当に気にしないことにする。いっそのこと、バッテリーの持ち時間を延ばすために心拍計をオフにしようかな。

ダメっ子が思うに、何かに取り組んで成果を上げ続けるのに重要な要素の一つは「ワクワクすること」だ。

例えば、英語の勉強をしているとしよう。英語を自在に扱えるようになることが夢なら、勉強によって自分がその夢に近づいていると思うとワクワクしてくる。そうなると努力が苦痛ではなくなってくる。

ランニングも同じだ。練習を続けていけば、もっと長く、もっと楽に、もっと速く走れる。そして、もっと記録が出る。そう思うとワクワクしてくる。データに練習の成果が見られれば、さらにワクワクが感じられるだろう。

そう考えて、データに注目してきたのだが、残念ながら、ガーミンのデータにそこまでの信憑性はない。心拍計について言えば、誤作動が起きなければそこそこ信頼できるが、1度の誤計測でVO2Maxなどの評価は大きく崩れてしまうので、その部分では信頼できない。

距離の測定も、まだ日々の練習による成果を精緻に把握できるほど正確ではない。

なので、ガーミンが測定する数字は、タイムだけは信頼するが(それすらストップボタンを押してから時計が止まるまでの時間にラグがあるので短距離走では使えないと思う)、あとは参考にとどめる。

同じコースを、あるタイムで走ったときの感触が、以前と比べてどうだったのか。走っているときの心肺の辛さ、筋肉の疲れ、走り終わってからの疲労感。そういったことに、もっと強く意識を向けて、その違いを敏感に感じ取り、そこで練習の成果を測るようにしてみる。

そうすれば、ガーミンの低い評価にがっかりすることなく、毎日、前向きに楽しく練習に取り組めるし、ひいてはそれがパフォーマンスの向上につながると思う。

要は自分の感覚を大事にするということだが、そうすると、昨日やおとといといった、最近の自分との比較は容易だが、1年前や2年前の自分との比較を、具体的な数字に頼らず感覚だけで行うのは難しい。

しかし、日々少しずつ体力を向上させていく上で、今の自分をそんな昔の自分と比較することに意味はないだろう。たとえば、自分の現状に当てはめると、一足飛びに1年前の体調に戻るはずなどないからだ。

これからは、自分の感覚を重視して、日々の練習の強度を調整して体力を積み上げていく。そう考えたら、ケガが治り、体力も回復基調にあることもあり、明日からの練習やこれからのレースが楽しみでワクワクしてきた。

よーし、また明日から頑張るぞ。

 
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