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Kindle Keyboardがなかなか良い

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この間、お気に入りのKindle Paperwhiteを壊してしまった。がっくりきたあまり、壊れたKindleを捨ててしまったのだが、延長保証に入っていたことをさっき思い出した。保証期間はあと1ヵ月少々残っていたが、本体を捨ててしまったので、どうにもならない。さすが、ダメっ子。痛恨の失敗だ。

それはともかく、Paperwhite(以下、PW)がなくなってしまったので、Kindle Fireで英語の本や雑誌を読んでいたのだが、やはり目が疲れて、夜になるととても読む気がしない。

そこで、PWを買うまで使っていたKindle Keyboardを引っ張り出してみた。

これがKindle Keyboardだ(知ってる?)。

kindle keyboard

その名の通り、本体の下部にキーボードがついているのが特徴。アメリカのAmazon.comを通じて日本でも初めて購入できるようになったKindleがKindle 2で(ダメっ子はそれも持っているが、今はバッテリーが死んでて動かない)、これはその次の世代の機種。発売当初はKindle 3と呼ばれていたが、4代目としてタッチパネルの製品が発売されたときに、Kindle Keyboardに名前が変わった。ダメっ子はまだKindle 2が発売されたばかりの2010年にこれを購入した。

こいつは、本当に気に入っていてPWを買うまで、ずっといつも持って歩いていた。

今回、久しぶりに使ってみたので、PWと比べて使い心地が悪いかもしれないと危惧していたが、むしろPWより使いやすい点が多いことが分かった。

第一に、左右に付いているページ送りボタンが使いやすい。タッチパネルだと、前後のページに移動するのに画面の右端と左端をタッチするか、スワイプしなければならない。片手だけで操作していると、指が遠い方の端にタッチすることができない。また、スワイプは少しアクションが大きくなるし、ちゃんと反応してくれないこともある。

その点、Keyboard(以下、KBとする)は送りボタンと戻りボタンが両方とも左右にそれぞれついているので、手を大きく動かす必要がない。

第二に、ドキュメントをクラウド経由でKindle本体に送る場合、PWだと、本体を立ち上げて、ホーム画面を開いて、初めてダウンロードを開始してくれるが、KBは放っておくだけで勝手にダウンロードしてくれる。そのためPWでよくある「急いでKindleを持って外出しようとしたときに、ダウンロードが終わっていない」という事態が起こらない。

第三に、辞書が使いやすい。PWは調べたい単語を長押しすると、自動で辞書を引いてくれる。KBは、カーソルを動かして単語に合わせる必要があるので、少し手間がかかるが、タッチでよくある「意図した単語にうまく触れない」ということはない。

それに、PWでは、開いた辞書の中を検索することができないが、KBでは普通にできる。そのため、調べた単語が辞書に載っていなかった場合、適当に別の単語で辞書を開き、そこから検索して近い単語を探して意味を類推するといったことが可能だ。しかしPWでは検索ができないので、そのような使い方ができない。

またKindleは、英語のテキストでダッシュが付いているところの単語を調べようとすると、ダッシュをハイフンと同一視して、ダッシュの前後がつながった単語として検索してしまう。この問題はPWもKBも同じなのだが、KBは上記の要領で、キーボードで検索画面に文字を打ち込んで検索しなおして、目当ての単語を探すことができる。PWで調べようと思ったら、いったんホーム画面に戻って、ライブラリの一番最後にある辞書のコレクションに行き(この手順がとてつもなく面倒)、そこで書籍として辞書を開き、それから検索するという手順を踏むしかない。こんな手間のかかることは絶対にしない。

この違いは非常に大きい。PWの方が後継機種なわけなので、機能が改悪されたことになる。ここは是非、昔の仕様に戻して欲しい!!

第四に、3Gモデルなので、Wifiがないところでもネットにつながる。外出中に本をダウンロードすることはあまりないが、iPhoneなど他の端末で読んでいたところが、Whispersyncで同期されるのはありがたい。

第五に、読み上げ機能がある。Kindle Fireの読み上げ機能の方が高性能(自然に聞こえる)なのだが、この機能があるのは少し嬉しい。ちなみに、内蔵メモリにMP3のデータを落とすと、音楽などを再生することもできる。内蔵スピーカーはステレオで、小さいのに結構シャープな音が出る。

逆にPWと比べて劣る点としては、①動作が少しもっさりしている、②画面の解像度が低く、フォントの見栄えもPWと比べるとよくない(特に日本語)、③日本語入力ができない、④画面のフロントライトがない、ということが挙げられる。

PWは時々、寝床や夜の街頭で使うこともあったので、④は少し痛い欠点だが、それ以外の問題はさほど大きくない。②については、PDFを読むときには致命的だが、そもそもPWでもPDFを読むのはきつかったので、その用途ではあまり使っていなかった。

そんなわけで、KBはダメっ子にとって、PWと比べた欠点を補って余りある長所を持つような気がする。

PWかVoyageを買い直そうかと思っていたが、しばらくKBを使ってみることにする。


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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

    • 翻訳家さん、コメントありがとうございます。Kindle Keyboardはもう販売されていないので、買おうと思っても、オークションサイトなどで中古品を入手するしかないのが残念です。

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