このところ、坐骨神経痛だと思われる症状と、原因に不明の体力低下に悩まされている。この不調に至るまでの流れを振り返ってみる。
発端は昨年(2016年)9月24日(土)。
いつものように朝4時ごろから緑道を走り、独逸学園の裏の坂を下っているときだった。突然、右のつま先が何かにぶつかって、つんのめった。
下りで少しスピードが出ていたので、このまま転ぶとひどいケガをすると思い、すごい無理な姿勢になりながらも強引に左足で着地。転倒を免れた。
しかしこの時、左のハムストリングスと臀部にビリッと痛みが走った。その日の練習は、痛みを抱えつつも予定どおりこなしてしまったが、翌日からは激痛でキロ8~9分のペースのジョグしかできなくなった。
ちなみに、つまずいたものは倒木だった。緑道は強い風が吹くと、折れた木の枝がたくさん落ちて走りにくくなるが、このときは前日に雨が降っていたものの、風は強くなく、木の枝が落ちていることは予想していなかった。しかも、この日落ちていたのは、普段の枝よりも遙かに大きく、道を全部ふさいでしまうほどだった。枝というよりも倒木。誰かが先に散歩でもしていれば、どけてくれていたかもしれないが、この時は朝の4時過ぎでまだ誰も通っていなかった。
受傷から10日後くらいには、快調走を再開し、2週間後にはキロ4分40秒のペースで30キロのペース走も行った。
しかし患部の張りはいつまでも抜けず、ペース走よりも速いスピードではなかなか走れなかった。
結局、11月20日のつくばマラソンは、十分な練習を積めないまま、ハムと臀部の張りを抱えて走り、記録はネットで3時間5分台。悲願のサブスリーは達成できなかった。
その後も春のマラソンに向けて、張りを抱えたまま練習をしていると、1月17日に肉離れが再発。9月の時と比べると軽症だったが、しっかり治そうと思い、今度は整骨院に通った。
しかしなかなか良くならないので、行くのをやめたら、今度は痛みが腰にまで広がり、2月後半くらいからは坐骨神経痛のような感じになってきた。
少しでもスピードを出すと、中臀筋を中心にずーんと痛くなる。3月12日の「古河はなももマラソン」でのサブスリーを目指していたが、達成が難しそうなので、「気持ちよく完走」に目標を引き下げた。
しかし調整レースとして、本番1週間前に「都筑ふれあい健康マラソン」の10キロの部に出場したところ、腰の痛みがひどくなり、結局、はなももマラソンは欠場。
そこで、はなももで失敗したときの保険として申し込んでいた4月16日の「かすみがうらマラソン」でベストを更新するべく、当初の整骨院とは別の鍼治療院にも通ったところ、痛みは少し軽くなったが、気持ちよく走れるまでには至らず。
この辺で気持ちが切れたからだろうか。4月になる頃から急に体力が低下し、それまでできていた快調走ができなくなり、ジョグでも心拍数がすごく上がるようになった。ガーミンが推定してくれるVO2Maxは、それまで主に57~59ml/kg/分で推移していたが、4月1日に55に低下。
結局、かすみがうらマラソンは出場はしたものの、まともに走れず3時間38分かかってどうにか完走。
レースから1週間後には、VO2Maxが51まで低下。明らかに体力の低下を感じたので、貧血を疑い、横浜スポーツ医科学センターで血液検査をしたが、診断は異常なし(あ、γ-GTPは138もありました)。
VO2Maxはその後も下がり、ついに45になって今に至る。
という、わけ。
さて、ここからどうやって体調を戻そうか。いろいろ試してみる。
VO2Maxの落ち込み具合
VO2Max 45というのは40代男性の上位25%に当たるそうだ。57、58では上位1%以内だったのだが・・・