昨日は「よこはま月例マラソン」の結果が悪くて、大人げなくふてくされてしまった。
こんなに頑張っているのに、速くなっていないどころか、ものすごく遅くなっていることが判明したうえ、周りのラン友が着々と記録を伸ばしていることもあり、置いてけぼりになっているようで、打ちのめされた気分になってしまったのだ。
しかし、一夜明けてしばらく時間が経つと、どうやったらタイムが伸びるだろうか、と考えている自分がいた。
どうやら自分は自らを成長させることに、とことん興味があるようだ。「成長する可能性」というものが、大げさに言えば、自分にとって生きる意味なのかもしれない。
ランニングを通じて自分の体の能力が向上すると、それが実感として分かるし、タイムにも表れる。そのことが何とも言えない幸福感をもたらすから、つい頑張ってしまう。
ランニングそのものは、お金を生むわけでも、家族にとってプラスになるわけでもないのだが、自分の成長を感じる手段として大きな意味を持ち、自分の精神に大きな活力を生んでいる。
成長を感じる手段は別にランニングである必要はないし、仕事もその一つではある。しかし、とにかく自分の生活においてランニングは大きな位置を占めるようになってしまったので、走れなくなるよほどの事情がない限り、もはや軽視することはできない。やっぱり、自分を追い込まない範囲で頑張ろうかな。
ランニングの目的は、成長を通じた幸福感の追求である、ということをここで確認しておこう。幸福感につながらなければ、やる意味はない。
さて、現状で3週間後の古河はなももマラソンでベストを更新することは、まずできない。4月のかすみがうらマラソンでも状況は大きく変わらないだろう。
となれば、もう秋のシーズンに目を向けて、長期的に強化計画を立ててそれを実行していくのが精神衛生的にもよさそうだ。11月の「つくば」か12月の「さいたま」をターゲットにすれば、まだまだ時間はある。
他人のこととかは、もはやどうでもよい。今度こそ絶対に速くなりたい。まずは結果を残すために、やるべきことと、やるべきではないことを洗い出す。そして念入りに計画を立て、状況に応じて微調整はするものの、これまでのように大きな方向転換はしないで、その計画を遂行していこうと思う。
とりあえず、現行の練習計画をもう1、2ヵ月続けてみて、スピードやスタミナに改善が見られれば継続し、そうでなければ、軽めに設定したリディアード式のメニュー(リディアード・ランナーの設定を週4回、ロング走90分にしてサンプルを出したら、無理のないメニューに見えた)などを検討してみよう。
前向きになることで、今日も成長できた!