こんにちは、ダメっ子のぴぴおです。
オーバートレーニング症候群や男性更年期障害などで著しい体力低下に悩まされ続けたダメっ子であるが、この半年くらいは比較的体調がよく、体力も回復基調にある。この調子を確固たるものにするべく、最近話題の「CBDオイル」を試してみた。
CBDオイルって何?
CBDオイルの「CBD」とは、カンナビジオール(cannabidiol)の略で、大麻(カンナビス)内にみられる「カンナビノイド」という成分の一種。CBDオイルとは、このカンナビノイドを含んだ植物油だ。麻薬のマリファナはカンナビスから作られるので、マリファナとCBDオイルは親戚と言えるかもしれない。
じゃ、CBDオイルは麻薬の一種なの?そんなの使って違法じゃないの??と思うでしょ。
ところが、マリファナが人を興奮させる(いわゆる「ハイ」にさせる)成分は、「THC」(テトラヒドロカンナビノール)といって、CBDとは別のカンナビノイド。CBDオイルは、カンナビスからCBDを抽出する際にTHCがほとんど入らないようにして作られているので、ハイになる効果や中毒性はなく、日本でも100%合法だ(ただし海外で販売されているものにはTHCが混ざっているものもあるそうなので、要注意)。
で、何に効くの?
さて、気になるのは、そのCBDが何に効くのかだ。
THCは上述のように人を「ハイ」にさせるが、CBDは逆に人をリラックスさせる効果があるそうだ。
特に、睡眠の改善や痛みの緩和が期待できるという。
僕は、ランニングの練習で体のいろいろなところが痛くなることがあるので、それが改善すれば嬉しい。
また、過去数年にわたり悩まされた体力の低下が、おそらく睡眠不足によるものだったと考えられるため、睡眠が改善すれば、それも嬉しいことだ。
利用方法
CBD製品には、いろいろなタイプがある。今回、僕が試したのは、最も一般的な「CBDオイル」と軟膏タイプの商品の合わせて2つ。
CBDオイルの利用方法
まずはCBDオイルから簡単に説明する。

商品には濃度の種類があり、僕が試したのは20%のもの。
人によってCBDの適切な摂取量は異なるので、自分に合った量を調べて、濃度に応じて接種するオイルの量を調整する。
適切な量は、販売会社のウェブサイトで調べられる。
このサイトによると、僕の適切な摂取量は1日当たり20mgとなった。
摂取する際は、写真のように容器のふたがスポイトになっているので、これを利用する。
数滴を舌下に垂らし(20%の濃度の商品で20mgのCBDを摂取する場合、2~3滴)、1分ほど舌下にオイルをとどめた後、飲み込むと効率よく吸収されるそうだ。

ちなみに、慣れないと舌下にうまくオイルを垂らすのは意外に難しいので、鏡を見て位置を確認して垂らすことをおすすめする。
摂取してから15~30分で効果が出てくるという。
軟膏の利用方法
また、体の痛いところに直接塗り込む軟膏タイプの商品もあり、今回はCBDオイルに加えて、そちらも利用してみた。

「CBDマッスルバーム 冷却メンソール」という商品だ。
形状は普通のハンドクリームとかよりもプルプルして、少しヨーグルトっぽい。

使うときは、普通に手にとって、痛いところなどに塗り込む。ただし、18歳未満の人や妊婦・授乳中の人は使用してはいけないそうだ。
CBDの含有量は100ML当たり1g(1%)なので、CBDオイルと合わせた摂取量はさほど気にしなくてよいかもしれない。
メンソールが入っているので、塗るとスーッとして気持ちがよい。
気になる効果は??
CBDオイルは睡眠に効果あり
さて、CBDオイルについては、毎晩、風呂上がりに2~3滴摂取してみた。
効果は初日からいきなり感じられた。
摂取してから30分くらいすると、まぶたが緩やかに重くなってきたのだ。
子どもの頃、外でたくさん遊んだ後、夕方から眠くなってしまったときのような心地よい感触。
これは、寝付きの悪い人の強い味方になりそうだ!
僕自身は、もともと寝付きがすごくよいので(床に入って2~3分で入眠する)、その点でCBDオイルのお世話になる必要がないが、入眠を誘導する効果は確実にあると感じた。
その一方で、僕の場合、CBDオイルを摂取してから、ある問題が発生した。
寝ているときに、毎晩、足がつるようになってしまったのだ。
因果関係は不明だが、摂取を開始した日に1年ぶりくらいに睡眠中に足がつり、その後、4日連続でつったので、摂取をやめてみたら2日後に収まった。
もともと眠れているところにCBDの効果が働くと、睡眠中に体のコントロールが利かなくなってしまうのだろうか。
効果が強いだけに、使い方に注意が必要なのかもしれない。
軟膏の効果は?
マッスルバーム(軟膏)については、ちょうどフルマラソンを走ったばかりだったので、筋肉痛がどれくらい抜けるか試してみた。
使い始めたときはフルマラソン完走2日後で、臀部(お尻)、腹筋、前腿、ハムストリングス(後ろ腿)に強い筋肉痛があった。
臀部とハムストリングスの痛みが特に強かったので、ここである実験を試みた。
左にだけマッスルバームを塗って、右との痛みの減り方を比べてみることにしたのだ。ちなみに、最初は左の方が少し痛みが強かった。
結果として、思ったより早く、3日くらいすると右も左も痛みがほとんど抜けた。
しかし、左右で痛みが軽くなるペースに違いは感じられなかった。軟膏よりむしろ、同時に摂取していたCBDオイルが効いていたのかもしれない。
ちなみに、痛いところには、どこに塗ってもスーッとして気持ちよいが、かゆいところに塗っても気持ちがよかった。
ただし、調子に乗ってあちこちに塗りたくってしまうと、CBDの過剰摂取になってしまう恐れがあるので要注意。
まとめ
実際に使ってみた個人的な感触として、CBDオイルには、寝付きをよくする効果があった。
なかなか眠れなくて困っているという人は、試してみるとよいと思う。
睡眠の質という点については、自分の場合、足がつってしまったので、結果として悪化したかもしれないが、CBDオイルとの因果関係は不明だ。
軟膏型の製品にも、消炎鎮痛効果があったと思われる。
ただし、今のところ、普通の湿布などを上回る効果は感じていない。
継続的に使用していけば、頑固な腰痛や肩こりが解消するといった効果があるのかもしれないので、引き続き利用して、何か効果が感じられたらブログに追記しようと思う。
なお、これらの商品を製造しているのは、Naturecan(ネイチャーカン)というイギリスの会社。欧州を中心にプロテインで高いシェアを誇る企業、「マイプロテイン」の創業者らが、2019年に作った会社だそうだ。ウェブサイトからはCBD製品の品質に強いこだわりが感じられ、信頼できる。
同社では、以下のコメントのように、今回僕が試した物の他にも様々なCBD商品が展開されている。興味のある人は、リンクからサイトを見てみて欲しい。
Naturecanは、 CBDオイルをはじめ、CBGオイルやCBDグミ、CBDリキッドなど、品質と抽出プロセスにこだわった高品質なCBD商品を取り扱っています。また、クレアチンなどの日常生活をサポートする商品も。非CBDのサプリメントは、Naturecan Fitnessへ。豊富なプロテインの商品ラインナップや、プロテインクッキー、HMB、EAA、アシュワガンダ、またロディオラなどご用意しています。